動くな、死ね、甦れ!

監督 ヴィターリー・カネフスキー 制作 1989年 日本映画独り歩きとタイトルつけておいて、また外国映画について書きます。 約11年前にも、この作品を観ている。面白かったという記憶はあるが、細部については忘れていた。 当 […]

雑居家族

監督 久松静児 公開 1956年 感想ノートより 「わさわさとした映画。轟夕起子の役作りにもう少し工夫が欲しかった。嫌なやつに見えてしまうからね。 織田政雄の印象的な台詞「あるがままをヨシとするさ」壷井繁治役がいい人過ぎ […]

三浦春馬が提示したもの

前回「森の学校」ついて書いた。全く、この1年近くというもの、完全に彼に取り憑かれたとしか言いようがない年だった。彼のことは、俳優としてというより、1人のタレントとして、熱愛報道等によって認識していた程度で、彼の出演作品は […]

森の学校

監督 西垣吉春製作 2002年  皆さんご承知のことだが、昨年、三浦春馬さんが突然亡くなった。今年に入ってから、当地においても、彼の子供時代の出演作である「森の学校」がドリパスで上映されることになった。DVD化もされてお […]

名作鑑賞「風流艶色寄席」

著作 正岡容 あんつる※に大通と呼ばれ、小沢昭一が師と仰いだ正岡容のネタ本。講談・落語・人情話。 昭和30年発行とある。 まあよくぞ残っていてくれましたといいたいほど、本は茶色に焼けて、ページを繰る手も恐る恐るである。 […]

裸の大将

監督 堀川弘通 公開 1958年 映画館を出た後まで思い出し笑いをしてしまった。観てない人にはなんのこっちゃわからないが、おかみさんが鶏でご主人が潜水艦というのは笑った。ネタがキチンとしている時の水木洋子の脚本はすばらし […]

越後つついし親不知

監督 今井正公開 1964年 スカパーで飢餓海峡をやっていたので、三国連太郎について思うところを。 三国連太郎に胡散臭い人物を演じさせたら、右に出るものはない。 純粋さや生真面目さが一転狂気と化した時の人間を(魔が差す時 […]

喜劇役者たち 九八とゲイブル

監督 瀬川昌治 公開 1978年 原作 井上ひさしストーリーがせつないところをついてくる。出始めの頃のタモリ、流石に若い。秋野太作がいい。進行くんという役名も面白い。あき竹城の裸が素晴らしい。足は長い・肌も胸の形もキレイ […]

私が棄てた女

監督 浦山桐郎 公開 1969年 「キューポラのある街」を観ていないので、浦山桐郎に気づくのが遅れたが、これはなかなかの作品だ。どのキャストにとっても代表作になっているのではないか。 主役級は勿論のこと、加藤武はすごく良 […]

にっぽん泥棒物語

監督 山本薩夫 タイトル公開 1965年 評価の高い昭和中期までの日本映画は、かなりの本数を映画館で観ているが、これは映画館で観ていない作品だった。この作品を初めて観たのは日本映画チャンネルで、文句なく面白かった。今でも […]