キンキーブーツ
松竹ブロードウェイシネマ
制作2018年/イギリス
シネマ版監督ブレッド・サリバン、舞台版プロディーサー ダリル・ロス
ブロードウェイミュージカルの映画版。
日本の場合、別の理由で有名になってしまった作品ですが、やっぱり観ておきたいよね、と思い映画館へ。
感想、ポジティブ!ゴージャス!エンターテイメント!理屈抜きに面白い!
色々なタイプの役者がいて、脇役の1人1人まで歌が上手い。
多様性を認めること、人はありのままで尊重されるべき存在、作品に込められたメッセージは、単純明快。人がそうあるべきとわかってるけど出来ないこと。
それを、軽やかに煌びやかに、時に人生の憂いや迷いや辛さも交えて、これだけ楽しくみせてくれれば文句なし。
ただ、主人公のローラが引き受ける、黒い人に対する差別、が日本ではわかりきれない面があるかもしれない。日本に限らず人種差別はどこの国にもあるのだろうけれども、そこが結構物語のキモだったりするんだけどね。
ま、とにかくすごく良かったから、エンジェルズのお姉様方を生で観たいし、いつか舞台を観れればいいな、と思ってます。